雑が喰おう

模写と贋作の違い

絵画美術品などの知識がないと模写贋作(がんさく)の違いを明確に答えられる日本人は少ないかもしれません。
何となく、日本では、模写と贋作は同じモノで、どちらも偽物であり、芸術的価値はないと思っている人も多いと思います。
そんな悪いイメージしかない、模写と贋作ですが、その違いはなんなのでしょうか。

簡単に、模写と贋作の定義説明しますと、
模写の場合、原作(本物)と同じ大きさで描いてはいけません。
また、原作者の死後、50年以上経って、著作権が切れたものでないと売買してはいけません。もちろん、展覧会などに出品して、入場料などをとり、有料鑑賞させることもいけません。

それに対し、贋作とは、明らかに他者を偽る意図をもって、原作と同じ大きさで模倣し、詐欺などを働くために作られたものを言います。

時に、贋作者が「これは原作を模写したものだ」と言い逃れをする場合がありますが、模写の定義として、原作と同じ大きさであることは駄目なので、例え数ミリ違っていたとしても、それはアウトでしょう。

日本では模写と贋作が混同されているところがあるので、模写を専門に行う画家が少ないような気がしますが、海外などでは、名画を手軽に入手できるということで、模写作品を購入し家に飾っていることも多いようです。
日本だと、学生が練習用で模写するくらいで、模写作品を購入するのは、ポストカードくらいでしょうかね。

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