雑が喰おう

ニコチンは脳神経細胞の再生を促す効果がある

北國新聞Web版で気になる記事をみつけた。
脳内の神経細胞、ニコチンで再生 金大・米田教授ら確認というものである。

 米田教授は、喫煙者にアルツハイマー病患者が少ないという過去の調査結果からニコチ ンに着目。ニコチンによって、神経幹細胞が神経細胞に分化する割合が高まるかどうかを 調べた。

とのことだが、しばし待たれよ。

そもそも、喫煙により、アルツハイマー発症のリスクは高くなるのではなかったか?

アルツハイマー型認知症 – Wikipediaにはこうある。

喫煙に関する議論
喫煙が本症の危険因子か否かについては、これまで議論があった。喫煙を含むニコチンの摂取がニコチン性アセチルコリン受容体よりドパミン神経系に作用し、アルツハイマー型認知症の発症を減少させるという説もあったが、後に、この説を唱える研究団体がたばこ産業から資金を受け取っていた事実が暴露された。

この説は、喫煙自体が他の疾病リスクを高める性質があるほか、複数の大規模なコホート研究・症例対照研究などによって、現在では否定されている。19の疫学研究のメタ分析では、喫煙により本症の発症のリスクが1.79倍に有意に上昇するという結果が得られている。

Wikipediaの情報が常に正しいというわけではない。
しかし、学生時分に保険の授業等で喫煙による健康へのリスクは学び、喫煙は百害あって一利なし。と学んだ。

したがって、金大医薬保健研究域薬学系の米田幸雄教授らは、その研究結果とは別のデータを参照していたのではないか?
もしくは、喫煙者にアルツハイマー病患者が少ないという過去の調査結果自体が先の、たばこ産業から資金を受け取っていた研究団体の公表した結果だったのではないだろうか?
という疑問が浮かぶ。

しかし、試験管での結果ではあろうが、脳内細胞にニコチンを与えれば、脳神経細胞の再生を促す効果があるということを確認したのだから、驚きも増幅する。

この研究結果を得て、喫煙者が朗報と受け取るかもしれないが、喫煙による脳内細胞への影響としては、健康被害の方が大きいことに変わりはないのだから注意したい。

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