雑が喰おう

Zaimが提供するわたしの医療費控除は完全とは言えない

Zaimは集約した給付金情報を一般に公開してけないかなという記事を書いたのですが、Zaimは他にもユーザーの家計簿情報から医療費控除が受けられるかどうかを判定し、そのまま確定申告の医療費控除に利用できるExcelデータを作成するサービス「わたしの医療費控除」というサービスを2月中旬頃に公開予定だそうです。

これで今年の分の医療費控除はバッチリできそうですね。

ですが、気になることが一つあります。

公式ページの「わたしの医療費控除」では書かれていませんが、プレスリリースから記事にしたと思われるネットの報道で『合計額が控除対象となる10万円に達しているかどうかを判定する。』と書かれてあるものを見かけたからです。

だってそうじゃありませんか?
確定申告で所得控除に利用できる医療費控除は10万円以上からではありませんよね。

雑が喰おうでも再三申してきましたが医療費控除と高額療養費をごっちゃにしている人が多いですし、医療費控除は10万円以上の医療費を使用した場合だけではありません。

国税庁のサイトでもはっきりと書かれてあります。
No.1120 医療費を支払ったとき(医療費控除)

3つめの見出しにある「医療費控除の対象となる金額」を確認してください。

ここには医療費控除の計算式がダラダラかかれてありますが、かんたんにいうと、

医療費 – 保険金 – 10万 = 医療費控除額

と書かれてあります。

だからこそ、医療費控除の説明の際にその年の医療費の合計が10万を超えているかどうかを気にするのです。

しかし、ちょっと待って下さい!
注意書きも確認してみましょう。

(注)その年の総所得金額等が200万円未満の人は、総所得金額等5%の金額

収入じゃないですよ、所得金額が200万未満の場合は所得金額の5%を医療費控除に使用できる場合があります。

年収300万に届かない人が多い今の時代では対象者は増えているはずです。
今年の医療費は10万も払っていないから医療費控除は私には関係ないと思っているそこのあたな!
スキマ時間にスマホゲームやっている暇があるなら、確定申告書を書いて届け出たほうが有益ですよ。

話がだいぶそれてしまいましたが、Zaimが提供するわたしの医療費控除が本当に医療費が10万を超える場合しか教えてくれないのであれば、サービスとしては今ひとつかなと。

確かに家計簿サービスなのですから、家計の収入=個人の収入とは限りません。
たとえば夫婦で稼いだ給与の半分ずつを出し合って家計をやりくりしている場合や、家計簿には手取り金額しか家計収入として計上していないなど。

それと関係なく、領収書から医療費が10万円超えている可能性を判定することは容易ですしね。

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カテゴリ: ファイナンス, ライフスタイル

参考

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