雑が喰おう

【悪用厳禁】傷病手当金を通常よりも多くもらう裏ワザ

不正受給は犯罪です
つい先日知ったのですが、傷病手当金を通常よりも多く給付してもらう裏ワザがあります。
それは、傷病手当金支給申請の前に標準報酬月額を上げておくのです。

傷病手当金の支給金額は、1日につき標準報酬日額の3分の2に相当する額が支給 1 されます。
その標準報酬日額は、標準報酬月額の30分の1に相当する額が適応されます。

たとえば月額20万もらっている人であれば、以下のようになります。

20万 ÷ 30 × 2/3 = 4,444円

これを、傷病手当金支給申請の前に月額報酬を30万に引き上げていたらこうなります。

30万 ÷ 30 × 2/3 = 6,667円

この場合、2,223円多く受給できるのです。

もちろんこの方法を悪意的に行えば、不正受給ですから絶対に行わないでください。

また、この不正を実行するには、会社と受給者双方が同意しなければできませんから、悪用した場合、双方とも罰則の対象になりえます。

もちろん、こういった不正受給の実態を協会けんぽも把握しており、先の平成27年1月30日(金曜日)に第63回全国健康保険協会運営委員会の「資料1 医療保険制度改革案のポイント(協会けんぽ関連)」によりますと、平成28年度より給付の基礎と なる標準報酬の算定を、当該者の被保険者期間のうち、直近一年間の標準報酬日額の平均とする制度改革を行うようです。

また傷病手当金だけではなく、出産手当金についても同様に見直しが検討されていますから、出産手当金を念頭に出産にそなえて休業しようと考えている方も予定より少ない給付になるかもしれませんから注意してください。

こうなれば、逆に直近一年で正当に昇給のあった人の標準日額の平均が低くなってしまう可能性があります。
これも過去に上記の手口で不正受給を受けた人達による影響と考えるとたいへん腹立たしいですね。
結局、正直者がバカを見るという状況なのですから。
受給後職場復帰した際に、月額報酬を下げ忘れて、おおくの社会保険料を納付し続けてほしいものです。
そして、不正受給がバレて、全額返納+罰則金も払えや!

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