雑が喰おう

高知県の最低賃金は予測より1円高い715円になる見込み

最低賃金をチェックしよう

日本経済新聞によると

高知地方最低賃金審議会は同日、16年度の高知県内の最低賃金を715円とする答申を高知労働局長に提出した。厚生労働省の中央最低賃金審議会が決めた引き上げの目安に対して1円上積みした。

とあります。

平成28年度 高知県の最低賃金は714円となる見込み」とした私の予想を上回る答申結果となりました。

今後、異議申し立てなどの手続きを経て10月頃適応されることになりますが、よほどのことが無い限り715円で決定でしょう。

今から最低賃金を下回ることがないか、企業側は確認しておく必要があります。

高知地方最低賃金審議会は影響を受ける事業者への助成金の検討など、4項目の要望も答申に加えたと新聞ではありましたが、他の要望内容については触れられていませんでした。

高知労働局のウェブサイトに「平成28年度高知県最低賃金の改正答申について」の情報が公開されており、その中に高知地方最低賃金審議会の「高知県最低賃金の改正決定について(答申)」の写しが公開されていました。

それによりますと、以下の4項目を要望として出しています。

  1. 従来の経営力強化、生産性向上等の支援策に加え、賃金の大幅な引上げに伴い経営が悪化する一定の事業者に対し、助成金等の直接的かつ実効性のある支援策を検討すること
  2. 公正取引の観点から、取引条件や契約内容等の改善について強力に取組むこと
  3. 引上げ後の倒産・廃業や 雇用縮小の状況について把握を行い、増加する場合は適切な支援措置を講じる こと
  4. 以上の取組み状況については、当審議会の場において報告すること

すでに、中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業務改善助成金)のような補助金制度はありますが、もっと活用しやすい補助として直接的かつ実効性のある支援策を検討するよう要望をだしたのでしょう。

確かに、もっと直接的な補助があってもキツイ企業が出てきそうですしね。

今後考えられる問題の中に、個人事業主を含む中小零細企業の最低賃金の計算間違いもあるものと思います。

単に給与から労働時間で割って1時間あたりの給与を算出するだけでしか確認していないところはザラにあると思われます。

それ自体問題なのですが、今度の大幅な最低賃金の引き上げで指導内容が少しやわらかいものにならないよう注視すべきかもしれません。

というよりも、その前に経営者側の誤った知識により計算された時間給なのですから、従業員が経営者側に間違っていないか問い合わせても間違えていないとしか言わないんでしょうけどね。

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