雑が喰おう

江戸時代にも道路交通法があった

江戸時代にはバイクや自動車、自転車などはありませんが、道路交通法のようなものがありました。
それは、人力や馬、牛などで引いていた大八車などに定められた決まりでした。

たとえば、大八車への積載量や荷崩れに関する決まりがありました。
牛車には、従来の邪魔にならないように止めなければならないだとか、二頭以上で牽引する場合は役所に届け出ねばならないなど、置き換えれば現代の道路交通法に通じる物があります。

その道路交通法を違反した場合、もちろん罰則もあります。
人身事故で、相手を死亡させてしまった場合は、故意でなければ処罰されなかったようですが、徳川吉宗の時代になると、改訂され、悪質な事故や、故意の場合には死罪・死刑になったようです。
過失の場合でも、流罪・流刑だったそうです。
また、連帯責任として、事故を起こした者と、事故を起こした車の荷主も罰金を科しました。

そこまでちゃんと決めていればそうそう事故は起きないのではないかと言えばそうでもないようで、当時の記録には多くの人が、死罪や流罪になったようです。

イライラする、イラつくなどのイラとはトゲのこと

思い通りにいかず焦った時や、忌々しいことがあるとイライラすることがあります。
中には年中イライラしているような上司もいますけど……。
ところで、イライラするやイラつくなどのこの『イラ』とは一体なんなのでしょうか。

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人一倍が1倍ではなく2倍という意味である理由

よく話の中で、「人一倍働け」などということがあります。
昔から、倍にしても、1×1=1だよ、1×2=2なのだから「人二倍働け」が正しいのに……。なんて思っていました。
しかしそれは、ただ単に2倍の2を略して言っているだけなのかとも思い、そのまま気にすることが無くなってきました。
しかし、実は、2倍と言わず、倍と言っても2倍という意味として通用するのには理由があったのです。

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斬捨て御免はそうそうあるもんじゃかった

時代劇を見ているとたまに、「斬捨て御免」といい、武士がいきなり抜刀し、そのまま相手を斬り殺すシーンがあったりします。
これは、江戸時代に許された武士の特権みたいなもので、武士が武士の面目を潰されたなどという時に、相手を斬り殺すことが許されていたというものです。

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あなたという二人称の由来

江戸時代、「あなた」はあちらのほう、つまり、もともとは方向を指す言葉だった。
夫といつも離れた位置にいて、表に出なかった江戸時代の妻たちは、夫を「あなたの人」、あちらの人と表現していた。
その「あるかた」という尊称が、転じて二人称になったそうです。